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2017年03月01日更新

坂本産業株式会社

消費者・地域・従業員のことを思い続け・・・

多方面へ配慮する坂本社長。

多方面へ配慮する坂本社長。

  • 養鶏場の中の様子。一棟あたり4万8000羽が飼育されている。

    養鶏場の中の様子。一棟あたり4万8000羽が飼育されている。

  • 洗卵・検査・包装などを行うGPセンター。養鶏場からここへ卵が送られ、出荷される。

    洗卵・検査・包装などを行うGPセンター。養鶏場からここへ卵が送られ、出荷される。

戦前から養鶏業の盛んな笠岡市。そのなかでも全国シェア第6、7位に位置する大規模鶏卵業の坂本産業株式会社は2015年で創業70年を迎えた。

小規模小売店の減少・大規模小売店の増加など、産業・商業そのものの形態も変化し、もともと地元養鶏農家から卵を仕入れる産地の問屋業を行なっていた坂本産業も、鶏の飼育から卵の販売までを一貫管理する業態に変わった。

また、このような一貫生産は「この卵を、誰が・いつ・どこでつくっているか」が消費者に分かるため、食べる人たちにとっても安心できるものである。鶏卵業界は時代が進むにつれますます少数の企業に集約される傾向があるようだ。「そのような競争の流れで残った企業の多くは、結果的にこのような一貫生産システムを取り入れている」と、坂本社長は話す。

養鶏農家は、もともと米農家で余剰生産された米を飼料米として鶏のエサに使っていた。また排泄される鶏糞も肥料として田畑で利用されている。坂本産業では笠岡市を含む岡山県内の米農家から飼料米を買い付けしている。

二世社員が多いということも特徴の一つである。すでに退職した方々を含め、約30組ほどいるとのこと。子世代の多くは他社・他業種からの転職で、坂本産業の話を幼いころから聞き続け、勧められたことが理由という。このことからも坂本産業の長い歴史の中での好業績を伺うことができる。昨年、本社の近くには約20室の単身者向け社宅も建設した。福利厚生の充実化により、県外からの就職者のサポートも行っているのである。

坂本産業は長い歴史の中で、消費者のことを考えることによって生産システムを確立し、地域のことを考えることによって地域産業とのつながりを形作り、さらに従業員のことを考えることによって雇用体制を整えた。
このように多方面へ配慮する姿勢は坂本社長の人柄だけでなく、坂本産業全体の社風と言えるであろう。


坂本産業株式会社
坂本 修三
岡山県笠岡市走出670-1
TEL 0865-65-0311
FAX 0865-65-0460
http://www.sakamoto-egg.co.jp/

【出典:『仕事縁鑑』 https://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/21/sigotohoukan.html
 

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