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2016年03月03日更新

有限会社 魚宮

イキのいい魚を、イキのいいうちに、お客さんの手に届けたい。

道の駅に並ぶ朝とれたばかりの新鮮なお魚。

道の駅に並ぶ朝とれたばかりの新鮮なお魚。

  • 宮脇さんの魚の「新鮮さ」に対する想いは人一倍強い。

    宮脇さんの魚の「新鮮さ」に対する想いは人一倍強い。

年間約80万人が訪れる道の駅笠岡ベイファーム。日本3位の広さの干拓地にある道の駅に、ひときわ人が集まるコーナーがある。有限会社魚宮の宮脇寛治社長が運営する鮮魚コーナーだ。販売されている魚は新鮮で脂のノリも一般のものとは全然違う。笠岡は瀬戸内の穏やかな気候と、下関と淡路からくる潮がぶつかりプランクトンが多い海であるため、獲れる魚は多品種で脂のノリが格別という特徴を持っている。宮脇さんは主に道の駅でこの笠岡で獲れる新鮮な魚を販売し、お客さんの要望に合わせて魚をさばいている。

宮脇さんの魚の「新鮮さ」に対する想いは人一倍強い。スーパーで卸していたころに笠岡で初めてトレイに入れて魚を販売していたが、お客さんからは「イキがいいのか悪いのかわからん魚は買いとれん」と一年半くらい中々売れない日々が続いた。そこで、生きたままのピチピチした魚をパックに入れて販売し始めたところ、「魚宮で出す魚は鮮度がいい」と評判になった。「イキの悪いものは一切使わん。イキのいいものを、イキのいいうちに、お客さんに届けたい」。この頃の想いは現在になっても変わっていない。

有限会社 魚宮
宮脇 寛治
岡山県笠岡市カブト南町245-5
(道の駅笠岡ベイファーム)
TEL090-2297-9190

【出典:『仕事宝鑑』https://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/21/sigotohoukan.html
 

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