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2016年10月26日更新

株式会社藤原農園

やるなら徹底的に。農業で儲ける!

現在栽培しているバラは50種類。年間320万本生産されている。

現在栽培しているバラは50種類。年間320万本生産されている。

  • バラの花が香る作業場。様々なバラが並ぶ。

    バラの花が香る作業場。様々なバラが並ぶ。

 藤原農園は、干拓地の広大な敷地に日本でトップ規模のバラ農園を構え、東京・名古屋・大阪・京都・姫路・岡山へと出荷されている。

 藤原農園がここまでの成果を収める事が出来たのには三つの理由がある。
一つ目は先行投資。温室・土・冷暖房などの設備、様々なものに投資したという。生産技術を向上させ、質の良い土を投入することで高い品質のバラを増やすことができるからだ。
 
 二つ目は土壌開発。土耕栽培をしているバラ農家には連作障害(同じ土地で同じ作物を繰り返し作り続けることで生育不良を起こす)という共通の悩みがあるそうだ。この連作障害に悩み、土耕栽培からロックウール(アスベストの代替材で土の代わりに使う)栽培へと切り替え、問題を乗り切るバラ農家は多い。そんな中、藤原社長はロックウール栽培には切り替えなかった。ロックウール栽培に比べ、土耕栽培の方がより良い品質のバラができるからだという。

 そして三つ目。世界一の蘭生産者・アンディー松井さんとの出会いだ。藤原社長に大きな影響を与えた人物である。ある日、松井さんから手紙と図面が送られてきたのをきっかけに畝を高く作り、ピートモス(水苔、シダなどを乾燥・粉砕したもの)を入れた高畝栽培を始めた。高畝栽培をすることで、さらにバラの生育状態が良くなったという。藤原農園へ見学に来る同業者は「土で作って、なんでこんなに良くできるん?」と口を揃える。

 そんな藤原農園では、従業員たちに募集をかけ名付けられたバラがある。それが「アンジェラ」だ。この花は突然変異によって誕生したオリジナルのバラで、大きなピンク色の花を咲かす。なんと「めざましテレビ」でも紹介され、岡山県でのみ生産されている希少品種のバラとして注目を浴びた。

 取材後、藤原社長に若者たちへ伝えたいことを尋ねた。「若い人は何か目的を持って、何でもええから自分の才能を、人に負けない才能を打ち出してほしい。人間死ぬ気になったら何でもできる。努力をした人が報われる」と話す。


株式会社藤原農園
藤原 洋三
岡山県笠岡市拓海町30
TEL0865-66-3539
http://www.f lenvoi.com/

【出典:『仕事宝鑑』https://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/21/sigotohoukan.html
 

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