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2016年10月26日更新

グリーンツール株式会社

「もったいない」から業界トップシェア、そしてその先へ

溝の入り具合や先端部分の丸みなど、工具の種類によって少しずつ違っている。新しい工具の開発だけでなく、特許取得にも力を注ぎたいと藤原社長は語る。

溝の入り具合や先端部分の丸みなど、工具の種類によって少しずつ違っている。新しい工具の開発だけでなく、特許取得にも力を注ぎたいと藤原社長は語る。

  • 「何ごとにも徹する」中途半端にやったらいかん。藤原社長からのメッセージを作業場に掲げ、ものづくりに徹する。

    「何ごとにも徹する」中途半端にやったらいかん。藤原社長からのメッセージを作業場に掲げ、ものづくりに徹する。

  • 新品以上の切れ味を「再生」するだけではなく、切削工具の「高寿命化」にもこだわる。

    新品以上の切れ味を「再生」するだけではなく、切削工具の「高寿命化」にもこだわる。

 金属加工に欠かすことのできないドリルなどの切削工具。藤原社長は元々機械メーカーに勤めており、販売で近畿・中国地方のメーカーを回っていた。切れ味が悪くなり、消耗品のため使い捨てにされる事も多い工具を見て感じていたのは「もったいない」ということ。この「もったいない精神」を原点として、切れ味の悪くなった切削工具を再び研ぎあげることで、新品以上の切れ味を「再生」する再研磨に取組み始めた。
 また、新品以上の切れ味を「再生」するだけではなく、切削工具の「高寿命化」にもこだわる。「工具をきれいに磨くということは必ずやらなければならないことではないんです。ただ、そのひと手間で工具の寿命がものすごくよくなる」。再研磨は手間暇がかかって大企業は苦手なスキマ分野だ。だが、通常研磨にひと手間をかけ付加価値をプラスすることで寿命が長くなる。
 これらのこだわりが、グリーンツールを業界トップに成長させた。


 現在グリーンツールで行われている研究開発は今あるものに付加価値をつけるものがほとんどだ。しかし、藤原社長は「無から有を生み出すような新しいものを作りたい」と語る。
 藤原社長が今注目しているのは、航空機に使われている炭素繊維。鉄の4倍軽く、鉄の6倍から10倍強い。「軽量化にはもってこいの素材。そのための良い切削工具を作りたい。努力していればチャンスはやってくる」。毎月東京から切削の専門家をお呼びして勉強会を開き、新しいものづくりへと力強く歩んでいる。



グリーンツール株式会社
藤原 雅義
岡山県笠岡市みの越17番地
TEL0120-110-773
http://www.greentool.co.jp

【出典:『仕事宝鑑』https://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/21/sigotohoukan.html

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