2017年08月01日更新
幻の海苔の感動を皆様へ
家族で力を合わせ丹精込めて育てた海苔はとても人気である
昔ながらの製法でネットに種を植え付ける
焼き海苔や味付け海苔など、日常の生活に欠かせない存在である海苔だが、その中でも幻の海苔を作っている人が、瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島の1つ、笠岡市高島にいる。 その人は妹尾孝之さん。奥さんの三恵さん、息子の祐輝さん。 ここでは、一般的に生産されているスサビノリではなく、壇紫菜(たんしさい)という中国原産の岩海苔を養殖している。これが幻の海苔と言われている。 「お客様には安心安全なおいしい海苔を食べてほしいから、たくさんのことにこだわっているよ」と妹尾さんは話す。 例えば、海苔の種付けの場合、せのお水産では、自然に近い環境で種付けを行うために冷水器などの人工的な装置を使わない。 種の付き具合を顕微鏡で見るのだが、ただでさえスサビノリに比べ、何倍も種がつきにくい壇紫菜。気候や水温によって種の付き具合が変わり、冷水器で水温の調整をしないせのお水産では、何度も種の付き具合を観察し、調整する必要があり、とても根気のいる作業を行っている。 このような作業の積み重ねで、天然のものに近い、色鮮やかで香り豊かな海苔を作ることができるのだ。 「もちろん壇蜜菜の養殖は難しいよ。養殖のコツをつかむのに何年もかかったし、失敗したこともある。でもやっぱり、お客さんにおいしい海苔を届けたいから手を抜くわけにはいかないよね」と妹尾さんは海苔づくりへのこだわりを見せる。 せのお水産 妹尾 孝之 岡山県笠岡市美の浜32-31 TEL 0865-67-6733 FAX 同上 【出典:『仕事縁鑑』 https://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/21/sigotohoukan.html】
焼き海苔や味付け海苔など、日常の生活に欠かせない存在である海苔だが、その中でも幻の海苔を作っている人が、瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島の1つ、笠岡市高島にいる。
その人は妹尾孝之さん。奥さんの三恵さん、息子の祐輝さん。
ここでは、一般的に生産されているスサビノリではなく、壇紫菜(たんしさい)という中国原産の岩海苔を養殖している。これが幻の海苔と言われている。
「お客様には安心安全なおいしい海苔を食べてほしいから、たくさんのことにこだわっているよ」と妹尾さんは話す。
例えば、海苔の種付けの場合、せのお水産では、自然に近い環境で種付けを行うために冷水器などの人工的な装置を使わない。
種の付き具合を顕微鏡で見るのだが、ただでさえスサビノリに比べ、何倍も種がつきにくい壇紫菜。気候や水温によって種の付き具合が変わり、冷水器で水温の調整をしないせのお水産では、何度も種の付き具合を観察し、調整する必要があり、とても根気のいる作業を行っている。
このような作業の積み重ねで、天然のものに近い、色鮮やかで香り豊かな海苔を作ることができるのだ。
「もちろん壇蜜菜の養殖は難しいよ。養殖のコツをつかむのに何年もかかったし、失敗したこともある。でもやっぱり、お客さんにおいしい海苔を届けたいから手を抜くわけにはいかないよね」と妹尾さんは海苔づくりへのこだわりを見せる。
せのお水産
妹尾 孝之
岡山県笠岡市美の浜32-31
TEL 0865-67-6733
FAX 同上
【出典:『仕事縁鑑』 https://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/21/sigotohoukan.html】